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にじいろ*スケッチ

桜と新緑とSLの旅<2> 南アルプスあぷとライン

桜と新緑とSLの旅<2> 南アルプスあぷとライン_c0072734_19654.jpg千頭駅で、井川線 南アルプスあぷとラインに乗り換えました。




桜と新緑とSLの旅<2> 南アルプスあぷとライン_c0072734_1194576.jpgディーゼル機関車のミニ鉄道。幅も狭ければ、天井も低く、マッチ箱のような車内です。


桜と新緑とSLの旅<2> 南アルプスあぷとライン_c0072734_1213451.jpg大井川沿いに山間部を縫うように、上流の井川ダムまで急な山道を登っていきます。
向こうに見える鉄橋は、これからこの電車が向かうところです。急な坂道をぐんぐん登っていきます。

桜と新緑とSLの旅<2> 南アルプスあぷとライン_c0072734_1394455.jpg停車する駅のほとんどは、バス停のような駅。駅から続く道が見当たらないし、こんな秘境に、どんな人がどんな用で降りるのでしょう。

桜と新緑とSLの旅<2> 南アルプスあぷとライン_c0072734_1255191.jpgアプトいちしろ駅~長島駅は、日本で唯一のアプト式電気機関車が走る区間。

桜と新緑とSLの旅<2> 南アルプスあぷとライン_c0072734_125818.jpgアプトいちしろ駅で、アプト式機関車との連結作業が行われました。観光客は、とりあえず下車して連結作業を見学しました。車輪が歯車のようになっていて、レールとかみ合って、ぐいぐい傾斜を上っていくしくみであることが、見てよくわかりました。駅員さんも、ここ見てごらん、と説明してくれるし、やっぱり大井川鉄道のスタッフの人って、とっても素敵。

桜と新緑とSLの旅<2> 南アルプスあぷとライン_c0072734_1324650.jpg関ノ沢鉄橋の上から。私鉄では、橋の高さが日本一=100mだとか。あの日は、すごい強風が吹いていて、運転席の後ろに座っていたので、運転手さんの緊張感が伝わってきました。
風で吹き飛ばされそうなマッチ箱のような車両だし、高所恐怖症の人でなくても、怖いよね。

桜と新緑とSLの旅<2> 南アルプスあぷとライン_c0072734_142831.jpg
長島ダム。この長島ダムの建設で、旧井川線の線路はダムに沈んだそうです。
ダム建設の計画に、大井川鉄道は井川線を廃線にせずに補償金で新たなレールを移設し営業を続けています。ダムの上を走る線路から、旧線路の一部を見ることができました。この線路も、ダムの放水があると、水の中に隠れてしまうそうです。

桜と新緑とSLの旅<2> 南アルプスあぷとライン_c0072734_148136.jpg終点井川駅に着きました。
千頭の駅では、満席に近かったのに、大半が団体さんで途中の長島ダムで下車してしまったようで、終点まで乗っていたのは、私たちの他に1名。合計たった3名。
ずいぶん標高の高いところまでやってきたのか、ひんやり外は寒かったです。

桜と新緑とSLの旅<2> 南アルプスあぷとライン_c0072734_1505692.jpg人気のない井川駅。駅舎では、ストーブが炊かれてました。

桜と新緑とSLの旅<2> 南アルプスあぷとライン_c0072734_1525368.jpg終点の井川駅には大きな井川ダムが広がっていました。
今回乗った井川線は、元々、こうしたダム建設の資材輸送のために敷設された鉄道だそうです。ダム建設後は、中部電力から大井川鉄道が引き継いで観光用として運行されているそうです。観光用といっても、きっと赤字路線なのでしょう。SLを復活させたり、僻地路線にアプト式の機関車を導入したり、大井川鉄道の心意気に感銘を受けました。どうにか応援したいのですが、どうしたらいいんでしょーね。みなさんも、ふらっと大井川鉄道の旅、いかがですか?
by gooday1223 | 2006-05-01 01:09 |    ★その他